現在、沖縄の那覇空港で拡張工事が行われておりますが、滑走路周辺の広大な緑地はゾイシアンジャパンのLADS(ラドス)工法で造成されております。
空港の緑地造成では、従来は種子吹付工法が用いられていましたが、発芽が安定しない場合がありました。
LADS(ラドス)工法は床土表面に細い溝をつけ、その上に芝の種子を散布し、そろばん球を連ねた形をしたカルチパッカーで押さえて軽く覆土します。浅く土中に埋められた芝の種子は土壌の水分が安定して供給されるので、発芽の過程がスムーズに進み、発芽が一斉にそろって行われます。
来年3月には青々とした芝生に囲まれた空港として完成する予定です。