芝生育成中だった鹿児島ユナイテッドFCの練習場が完成してクラブの使用がスタートしました。鹿児島市中心部から南へ約20㎞、錦江湾に面し原油の備蓄で有名な喜入に、人工芝1面(8,683㎡)と天然芝(ティフトン419)2面(16,205㎡)のグランドが整備されました。下の写真は2021年9月30日に撮影したもので、左が人工芝、右が天然芝で右上に巨大な原油備蓄タンク群の一部が写っています。
芝生育成の経過をたどってみます。2021年6月28日~30日の3日間、ゾイシアンジャパンのM-Way機によって芝生の植え付けが行われました。ティフトン419の小さな苗を床土の上に散布し苗を回転するディスクで押さえながらその上に前方の砂を軽く散布して、さらに転圧を行うという作業を1工程でこなします。
2週間後の肥料散布の状況です。芝生の苗から芽が出て、たくさんのほふく茎を出して広がり始めています。
3週間後、ローラーをかけて転圧しています。
1ヶ月後、肥料散布の様子です。ほぼ被覆が完了して床砂が見えなくなっています。
2ヶ月後の刈込の様子です。
芝生の苗を植え付けて3ヶ月後、鹿児島ユナイテッドFC練習場のピッチが完成しました。
掲載しました写真は日本フィールドシステム株式会社村上直也様より提供して頂きました。