LADS(ラドス)工法について

従来、空港等の大面積緑化工事では、吹き付け機による吹付工か、ブロードキャスターを利用した播種工が一般的に行われていました。しかし、これらの方法では風の影響等により施工ムラができたり、端部が上手く散布できない等の課題が残ります。種子がうまく散布されない部分は植物による被覆がされていないので、 降雨等で土壌浸食が起きたり、雑草が入りやすくなります。また、施工ムラに気づくのは通常芝草等の発芽、初期生育後になるため、再度吹付などによって補修を余儀なくされるのが一般的です。

LADS(ラドス)工法は、ゾイシアンジャパンの長年の空港播種施工の経験と知恵が集約された大面積播種工法です。
専用機を利用して種子を適量・均一に落とす直下式の播種技術の採用によって、強風等の影響を全く受けない播種作業を実現。従来の吹付工やブロードキャスター播種工に比べ、施工精度や発芽の均一性が格段に向上しました。
また、機械後部に装着された「カルチパッカ」により播種直後に表土を筋状に転圧するため、エロ―ジョンにも強く、美観的に優れた施工が短期間で可能です。

こんなときこそLADS(ラドス)工法の出番

    • 種子吹付工程度の予算しかないが、いい緑地をつくりたい。
    • 予算がないが、均一な緑被率を実現したい。
    • 暫定的な防塵目的の緑化を低コストでしたい。
    • 種子吹付工で設計中だが、現場で水の確保できない。
    • 発芽率の悪い芝草や稀少な種子を安全・確実な工法で植栽したい。
    • イベント用の仮設芝生を、短期間・低コストで建設したい。
    • 工期におわれているが、吹付では間に合うかどうか不安。
    • 空港播種に経験豊富な専門業者に施工を依頼したい。

概要

工法の名称 LADS(ラドス)工法
施工時期 春と秋が適期
施工可能地域 広大な面積で傾斜が少ない地域

特長

風に強い

海上空港など強風が常に吹き荒れる現場において、種子散布が均一なため風の影響をあまり受けません。

施工が速く水が不要

吹付工法の3倍以上の施工速度。また、吹付工に必須の水が必要ありません。

仕上がりが均一で美しい

撒きムラが無いため、均一に美しく仕上がります。

工程がシンプル

播種と転圧が一工程で実行できます。

施工が正確

落としたくない場所には種子を落とさず、狙ったエリアに確実に施工することが可能です。どこにどれだけ播いたかわからない吹付工と比べて、トラクタの走行スピードにより播種量を確実に把握できます。

動画

LADS(ラドス)工法を実際に行っている様子です。

おすすめの施工箇所

    • 飛行場の緑地帯
    • 多目的広場
    • 埋立地
    • 工場予定地などの飛砂防止 など
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