M-way(エムウェイ)工法について

ゾイシアンジャパンのまき芝専用機「M-way(エムウェイ)」は、機械内部に搭載された芝苗専用散布ユニットが芝苗を均一に散布し、その後ピッチの密な多重ディスクによって芝苗を押え、その上に覆土となる土壌を散布する新開発のまき芝技術です。芝苗の散布からディスクによる押え込み、覆土までを一工程で行うため、より速く、美しく、しかも低コストでティフトン芝などを造成することが可能になります。

概要

工法の名称 M-way(エムウェイ)工法
施工可能時期※1 本州から九州までの施工時期:3月から6月下旬
※10月から1月までは施工不可
※沖縄では上記よりも施工可能時期が長くなります
施工可能地域※1 温量指数100以上の地域
※1 ティフトン419(改良バミューダグラス)を使用した場合

特長

風の影響を受けない

従来の手作業による工法では施工時にかなり風の影響を受けるため、強風時の施工は不可能でした。
M-way(エムウェイ)工法では、機械内部の散布機によって芝苗を均一にばらまくため、風の影響を全く受けず、確実に芝苗を植え付けることができます。

仕上がりが速く均一で美しい

従来工法では仕上がりがムラになりがちでした。
M-way(エムウェイ)工法では均一に芝苗を散布することが可能なので、仕上がりも格段に美しくなります。

施工時の芝苗のロスが少ない

従来工法では人力による散布後、迅速に耕運機で芝苗を土に混ぜ込まなければ、乾燥による芝の枯死リスクが非常に高いことが問題となっていました。また、耕運の深さによりバラつきがあるため、表層にある苗以外はほとんどが無駄となってしまいがちでした。
M-way(エムウェイ)工法では、芝苗の散布から抑え込み・表土の被覆までを連続して一工程で行なうために、施工時の芝苗乾燥・枯死リスクはほとんどありません。

従来のまき芝工法との違い


従来のまき芝工法では、人力により地表に撒いた芝苗を、浅く耕転して表土と攪拌する方法が行われてきました。しかし、表土と芝苗の比重の違いと芝ランナーの反発性等によって浮き上がったり、手巻きによるために乾燥や風に影響されることが多く、これらの方法では、活着の確立が極めて低く、実際に土質によっては施工が不可能な場合もありました。

M-way(エムウェイ)機によるまき芝工法では、散布機によって均一に散布された芝苗をピッチの密な多重ディスクによって抑えつけ、その上から表土が被覆するというものです。M-way(エムウェイ)機は、この作業を瞬時に連続する一体化した機構になっているため、乾燥害に強く、長くカットされた芝ランナーも難なく植え付けられ、明らかに攪拌方式ではできない良好で均一な仕上がりとなります。また、M-way(エムウェイ)工法では覆土厚の微調整も可能です。

動画

M-way(エムウェイ)工法を実際に行っている様子です。

おすすめの施工箇所

    • 5000㎡以上で平らな場所
      ※多少の勾配は可
    • 多目的広場
    • ゴルフ場・サッカー場・野球場などのスポーツターフ
    • 校庭 など
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