センチピードグラスについて

センチピードグラスは別名「ムカデシバ」ともいわれ、維持管理の容易な草種の一つです。
センチピードグラスの有する強いアレロパシー※1により、雑草の侵入を抑えるという観点から注目を浴びている芝です。
初期生育は遅いものの、肥料の少ない痩せ地でも、他の芝と比べてよく耐える性質です。

※1 他の植物や微生物に対する他感作用

センチピードグラス

概要

センチピードグラス
名称 センチピードグラス(普通種)
草種名 センチピードグラス
学名 Eremochloa ophiuroides (ムカデシバ)
原産地 中国南部
通常刈高 25㎜~200㎜(放置した場合)
用途 多目的広場・滑走路緑地帯・法面
繁殖形式 種子・栄養繁殖(ほふく茎による)
植付工法 LADS工法(空港など)
ZN工法(二重ネット工法)
張芝工法
・播種工法

特長

雑草管理が楽

センチピードグラス
芝生の中で最もアレロパシーが高く、雑草が発生しにくい性質です。
ただし相性の良い雑草もあり、マメ科(ヤハズソウ・カラスノエンドウ・クズ)などは発生してしまうので、雑草管理が全く不必要というわけではありません。

肥料が少なくて済む

センチピードグラス
洋芝は肥料が切れると衰退するものが多いのですが、センチピードグラスは肥料の少ない状態でもしっかりと芝生を維持することができます。
また、病気が少なく、寒冷地でも適応します。

おすすめの使用用途

    • 法面緑化
    • 多目的広場
    • 滑走路緑地帯
    • 畦畔緑化
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