張芝工法について

張芝とは、芝産地で長方形に切り取られた切り芝(ソッド)を植付ける場所に直接置いていく工法のことで、長方形の切芝を置くだけの最も一般的な芝生の張り方です。
張芝には「ベタ張り(100%張り)」「目地張り(70%張り)」「市松張り(50%張り)」などがあります。

工法の概要

ベタ張り(100%張り)

ベタ張りとは、ほぼ完成状態に仕上がるように隙間無く張り付ける工法です。
最も早く芝生が完成しますが、材料を最も多く使うため、その分コストも最も高くなります。
すぐに芝生を使いたい場合に最適です。

メリット ・最も早く芝生が完成する
デメリット ・コストが高い
早く芝生を完成させたい場合におすすめ

目地張り(70%張り)

目地張りとは、2~5cm程度あけて切り芝を置いていく工法です。
空いた隙間は目土で埋めていきます。

メリット ・経済的且つ完成までの期間も比較的短い
デメリット ・仕上がりが中途半端な見た目になる
・目地がふさがるまで期間が必要
家庭の庭など、完成までに時間がかかってもよい場合におすすめ

市松張り(50%張り)

市松張りとは、ベタ張りの半分の材料を市松模様に置いていく工法です。
材料もベタ張りの半分で最も経済的な工法ですが、芝生が完成するまで最も長い期間が必要です。

メリット ・最も経済的
デメリット ・目地がふさがるまで相当な期間がかかる
・裸地に雑草が発生しやすい
法面などにおすすめ

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